症状について
こんな首から肩・腕の症状でお悩みではありませんか？
このような症状で悩んでいませんか？
- 首が痛くて動かせない
- 上を向くと手がしびれる
- 首から肩にかけて常に痛みがある
- 腕から指先にかけて痛み・シビレが出る
- 肩甲骨から背中にかけても痛む
- 仰向けでも横向きで寝ても首から肩、
腕まで痛くなって眠れない - 手の指が動かしにくい
→それは「頚椎症」かもしれません‼
「頚椎症」とは、首の骨や筋肉、靭帯、椎間板など首の周囲の全ての異常を指す総称です。
症状の程度は様々で、激しい痛みのために眠れないものや、じっと椅子に座っていても痛くなってくるもの、単に指にしびれを感じるだけのものなど色々あります。体の片側に起こりやすいのも特徴です。
頚椎症の原因
それは、日常生活の習慣の積み重ねが大きく関係しているのです。
まず「日頃の姿勢の悪さ」が大きく影響します。
デスクワークでパソコンを使っていたり、スマートフォンを操作したりする時の姿勢は、頭の位置が首よりも前の方に突き出た悪い姿勢になり、これが長時間続くとストレートネックになります。
このような姿勢になると、約５kgある頭の重さが首の周辺に数倍にもなって負担をかけるのです。
最近では「スマートフォン症候群」という病名まで付くようになるほど多くの方がこのような症状で苦しんでおられます。
首痛はどこに問題があるの？
この頚椎症は「筋肉の問題」と「骨の問題」に分かれます。
1. 筋肉の問題
首や肩まわりの筋肉が固くなって、首から腕へと伸びる神経を圧迫し痛みやしびれが出現します。
診断名） 胸郭出口症候群（斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群）
レントゲンでは分かりません
当院で徒手検査法を行います（知覚検査、筋力検査、神経圧迫テストなど）
2. 骨の問題
加齢や不良姿勢によって頚椎の椎間板や首の骨が変形したり靱帯が分厚くなったりして神経を圧迫します。
診断名）変形性頚椎症（頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症）、頸椎椎間板ヘルニア、むちうち症
レントゲンやMRI で分かります。徒手検査法でも判別がつきます
当院で多い症状
首痛の症状パターン（１）
- 首が重くだるい
- 手が痺れる
- 肩甲骨の周りにこわばりと痛みがある
- 腕や手の指にだるさや腫れぼったさがある
- 指先が冷たい、肩から指に走るような痛みとしびれがある
- 吊革につかまると腕や手が痛い
→これは、胸郭出口症候群です!!
長時間のデスクワークやスマホなどにより首から肩にかけての筋肉が硬くなります。
それにより首の筋肉（斜角筋など）が首と鎖骨の境界付近にある腕神経叢および鎖骨下動脈、腋下動脈を圧迫し、首肩こり、首・肩・腕の痛み、しびれ、脱力感、冷感がでる症状の事です。
特に筋力の弱いなで肩の女性や、重いものを持ち運ぶ方に多いようです。
年齢は10代～40代に多く、特に20代女性に最も多いです。
首痛の症状パターン（２）
- 左右どちらかの肩甲骨周囲及び腕の痛みやしびれ
- 上を向くと痛みやしびれが強くなる
- 腕があがりにくい
- 強くにぎれない
→これは、変形性頚椎症（頚椎症性神経根症）です
加齢によって首の骨にとげなどができたり、クッションである椎間板が薄くなったりして腕へと伸びる神経の根本（神経根）を圧迫して起こります。
植木屋さん、クロス貼り屋さん、電気工事屋さんなど上を向く職業やスポーツの方によく見られます。
特徴として、首を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になります。
腕や手指のシビレが出ることも多く、痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。徒手検査で、首を上に向けた状態でおでこから下に圧迫を加えると、症状が出現し増悪することで判断できます。
当院での頚椎症の鍼灸施術
痛みが出ている箇所を丁寧に問診・触診して、首から肩・肩甲骨・腕にかけての痛みやしびれのあるツボを中心に鍼をしていきます。
また、神経の出口である頚部神経根に鍼をすることで、早期に首から肩・腕・手指の痛みやしびれを軽減してきます。
鍼をすることで、筋肉が緩み血流をよくすると、痛みやしびれが軽減されていきます。
予防
頚椎症は予防が大切です。
症状を悪化させる動作は避けましょう。
- ・頭を長時間上に向けるような動作
- ・洗濯物を干すのも低い位置に
- ・重量物を持ち上げるような運動
- ・同じ姿勢も首に負担がかかるので、ゲームやスマートフォンは要注意
- ・リュックサックで重いものを担ぐようなことを避ける
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