肩こりの原因はさまざまで、血行が悪くなっておこるもの、ストレスからくるもの、眼精疲労からくるもの、頚椎の変形からくるもの、はたまた内臓疾患から由来するものがあります。肩こりをほおっていると、頭痛やめまい、吐き気、耳鳴りが起こったり、腕がしびれたり、血圧が上がったりすることがあります。頭痛やめまいの症状で脳神経外科にてMRIを撮っても原因が分からない方が多くいらっしゃいます。このうち大半は首肩こりが原因だと思われます。
肩こりは身体の病変のサインになっていることが多いのです。
肩コリのことを、東洋医学では痃癖(けんぺき)といいます。 原因は、痰・風・湿・虚労などがあります。例えば、痰とは痰飲のこで、体内に水分が停滞し全身をめぐる気血の循環が悪くなって肩がコル人がいます。この様な人はもともと胃腸の弱い体質の人に多いで、胃腸を整える鍼治療をやらないと肩ばかり治療してもすぐに元に戻ってしまいます。
肩コリを単に首や肩だけの問題だけと捉えずに、広く全身に起こる疾患の一症状としてコリが出現していると捉えます。また東洋医学(鍼灸)の世界では臓器だけでなく「気」「血」「水」が体内に存在すると考え、それらの過不足や滞りを取り除いてこそ、健康な状態と考えます。
当鍼灸院では肩こりを西洋東洋の両側面からアプローチをして根本的な改善をめざす鍼灸治療を行っております。国分寺・立川・国立にお住まいで肩こりをなんとか楽にしたい方はぜひ当院にご相談ください。
肩こりの原因となる筋肉はいくつかありますが、その中でもよく原因として考えられるのが、頭と首の付け根にある後頭下筋群です。この筋肉は約5kgの頭の重さを支えている筋肉。後頭下筋群が疲労すると肩こりを感じてきます。肩こりの鍼灸治療ではこの後頭下筋群のコリを取ることがとても重要になってきます。
デスクワークやスマホの見過ぎによる眼精疲労や不良姿勢が続くと、後頭下筋群はこりやすくなります。後頭下筋群がこると、頭痛(片頭痛含む)、肩こり、ふらつき、めまいや首の回転や上下の動きが悪くなるなどの症状がでます。
近年増加し続けているうつ病ですが、大きく2つに分かれます。
脳内の神経伝達物質減少によるものです。
近年増加しているのが「新型うつ病」です。
「新型うつ病」は、パソコンやスマホの普及によりうつむき姿勢での作業が増えた事によって、首に負担がかかり首の後ろにある副交感神経
の働きの異常が原因で起こります。疲れ、めまい、頭痛など不定愁訴や慢性疲労などの自律神経失調症の症状が引き起こされ、それが続くと
精神が不安定になり、うつ状態に進んでいきます。これが新型うつ病(スマホうつ)のメカニズムです。
「うつ病」と診断され、抗うつ剤を処方されて服用しているが一向に良くならないとお悩みの方、「新型うつ」かもしれません・・・ 新型うつ病は、脳が原因で起こっているわけではなく、首の筋肉の疲労が原因で起こっているのです。抗うつ剤では当然、症状は改善されません。
新型うつの第一人者である、脳神経外科専門医であり東京脳神経センター理事長でもある松井孝嘉先生が出された本です。
他にも、
『うつ頭痛めまい不定愁訴首こりをとれば90%以上完治する』(小学館)
『スマホ首が自律神経を壊す』(祥伝社)
『スマホ首病が日本を滅ぼす』(ワニブックス)
通常の肩こりでは、鍼灸治療で首、肩、肩甲骨周りのコリを緩めていくことができますが、頑固な肩こりには鍼灸施術+指圧による集中施術がおススメです。
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